ふと田んぼを眺めると場所によっては稲に実、お米が実っています。日照不足や、異常な暑さ、雨が降らないなど過酷な気候を乗り越え、今年も無事収穫を迎えようとしています。あらためて、お米とは何なのか。お米…稲は、イネ科の植物。属名Oryzaは古代ギリシア語由来のラテン語で「米」または「イネ」を意味しています。種小名sativaには「栽培されている」といった意味があり、収穫物は米と呼ばれる。米は、トウモロコシやコムギとともに世界三大穀物の1つとなっている。種類イネ科イネ属の植物には[...]
詳細を見る >>
杉野林間農園杉野自然栽培研究会は杉野にある5~6ヶ所の田んぼで、「無農薬」「無施肥」で育てた自然栽培のコシヒカリを育てています。滋賀県長浜市木之本町杉野滋賀県の北(湖北地域)琵琶湖に注ぐ姉川の支流杉野川の中流域、木之本の町並から北東に8km程の山間部に位置します。杉野林間農園の自然栽培自然栽培は、肥料を使わずに育てます。除草剤や農薬は一切使いません。土の中の微生物の力を利用して微生物と植物の共生関係を築き、植物自身が持つ生命力を極限まで引き出す栽培方法です。さらに杉野は中[...]
詳細を見る >>
「農業は雑草との戦い」といわれますが、特に、6月の田んぼは雑草との戦いです。琵琶近江商店でセレクトしている吉田農園さんのお米は無農薬の物なので除草剤は使用しません。そうすると雑草は草刈りするしかないのですが人の手でとるにはあまりにも田んぼの量が多いので、除草機を利用します。大きな田植え機がイネとイネの間をぬって、ゆっくり除草する姿は圧巻です。稲の生長の敵!?どうして私たちは草刈りをするのか・・・雑草は稲から養分や水分を横取りしてしまい、成長の妨げを行います。日本は雑草がす[...]
詳細を見る >>
今年も田植えの季節がやってきました。稲穂が刈り取られた後はさみしい風景の田んぼでしたが、水がはいり小さい苗がすっくと立つ姿をいたるところで見ることができます。 田植えとは水田にイネの苗を植えること。かつては、梅雨の時期に集中的に行われており、初夏の風物詩の一つとされてきました。昭和二十年代以降、冷害に強い保温折衷苗代の発明や品種改良が進み、イネの早植が可能になりました。地域によっては一カ月程繰り上がるようになり、現在ではゴールデンウィークの時期頃から田植えを開始する農家さ[...]
詳細を見る >>
かわいい子には旅をさせろ獅子の子落とし稲の苗には健苗ローラー成長させるためには、かわいがるだけではいけないようです。【健苗ローラーとは】苗の上にローラーを転がし、太く根張りをよくし、葉の伸びすぎを防ぎ、足太い苗に成長させるために行います。一時的に茎や葉にストレスを与えることで、成長点部の養分濃度が高くなり、優先的に養分が根に転流するので育成がそろいます。 苗を育てている吉田農園さんのビニールハウス奥には伊吹山が見えます。 この重そうなローラーで苗の上をコロコロ・・・素人が[...]
詳細を見る >>
4月16日、吉田農園さんでは【苗代(なわしろ)】を行うとのこと。太陽がさんさんと日差しを強くする午後、取材に行ってきました!【苗代とは】苗代とは、灌漑(かんがい)によって育成するイネの苗床のこと。種子を密植し、一定の大きさになるまで育てる。最近の農家さんではビニールハウスで苗をそだてることも多く、現在この方法をとる農家さんは少なくなっているそうです。※灌漑とは、農地に外部から人工的に水を供給すること。取材に行った吉田農園さんでは、ビニールハウスの栽培に加え品種によっては苗[...]
詳細を見る >>
4月11日お昼吉田農園さんの農舎で、お米の種まき「播種」をしていると聞きつけ行ってきました。この日は晴天。吉田農園さんに至るまでの虎姫町(現長浜市)の土手では桜と菜の花のコントラストがとってもきれい。農舎では春の雰囲気と土の優しい匂いが充満しています。播種機で、育苗箱(育苗箱とは、苗を育てるときに使用する浅い箱のこと。プラスチック製が一般的)に土を入れ、種籾を落とし、水分を与えます。育苗箱がベルコトンベアの上を流れていき・・・土と種籾が落とされて、水を与えられます。なんだ[...]
詳細を見る >>
あなたはご存知でしょうか。滋賀県は昔、近江(おうみ)国と呼ばれていました。琵琶湖はもともと淡海(あはうみ)と呼ばれていたようです。特に都から近くにあるということで「近淡」や「近水海」と呼ばれていたことから大宝の令(701年)で近江国で表記され、それが広まったと言われています。その近江で採れるお米なので近江米というのは当たり前といえば当たり前ですね。近江米は全国的にも美味しいお米として評価を受けています。その中でも私たちは琵琶湖の北部地方のお米にこだわって販売しています。今[...]
詳細を見る >>