乳酸菌で夏バテに勝つ!乳酸菌の塊「鮒寿司」
2018年 夏
異常な暑さに、体がお疲れ気味の方もいるのではないでしょうか。
体がだるい…栄養が取りたいのに食欲が出ない…
そんな時は、少量でも体にうれしい食材を食べたいところ!
滋賀県の郷土料理「鮒寿司」は、そんな夏バテにとってもいい料理なんです。
鮒寿司ってどんな食べ物?
鮒寿司は、滋賀県を代表する郷土料理で、なにより「臭い!!」食べ物として有名です。
寿司と名前にありますが、シャリとネタを一緒に食べるにぎり寿司とは違い、滋賀県の伝統食である鮒寿司は、鮒のおなかにお米と塩を詰め、米粒がなくなるまで発酵させて作る発酵食品で、「熟れ寿司(なれずし)」の一種です。
以前はどこの家庭でも作られ、お正月・結婚式・法事・お祭りなどにいただくハレのごちそうとして親しまれてきました。また、乳酸発酵させることで栄養素も豊富になるため、健康維持・疲労回復食材として古くから利用されています。
古来から重宝された鮒寿司
古くは奈良時代までにさかのぼり、長屋王木簡などに「鮒鮨(ふなすし)」が記され、平安時代には延喜式に鮒鮨を貢納され、その鮒鮨では現在と同じように米と塩を用いて作られていたことがわかっています。
発酵食品大国といわれている日本。
滋賀県では、古くから「乳酸菌の塊」ともいわれている鮒寿司と生活をしてきました。
滋賀県が長寿の県なのも、乳酸菌が関係をしているといわれているほど!
日本人の体に合う鮒寿司の乳酸菌
鮒寿司をはじめ、納豆・みそ・漬物・甘酒など日本人は発酵食品とともに生活をしてきました。鮒寿司は鮒をお米で発酵させて作ります。
お米を主食にする日本人にとって、お米に漬け込んで作る鮒寿司の乳酸菌は体に適した乳酸菌だといわれています。
さらに、柔らかくなった骨ごと食べる鮒寿司は、カルシウムを余すことなく取り入れることができます。
郷土の人はこんな時に食べます!
・風邪をひいたとき
・おなかの調子が悪いとき
・夏バテ、体がだるいと感じるとき
長い歴史を持つ鮒寿司が、今まで県内で郷土料理として伝えられ、食され続けてきたのは、鮒寿司が県民の健康を支えてきたからなのかもしれません。
夏バテに乳酸菌~腸内環境を整える~
夏バテの原因は、夏の暑さだけに限りません!
慢性的な脱水状態や、寝不足、栄養不足、体の冷え・・・などなど
様々な要因が夏バテを引き起こしています。
そんないや~な状況も、腸内環境を整えることで解消できちゃいます。
暑いと、冷たい飲み物や食べ物を選ぶことがおおくなったり、外は暑いけど室内はクーラーで冷えて寒いなど・・・こういったことが原因で内臓が冷やされて動きが悪くなってしまうことがあります。
この状況が続くと、腸の機能が落ち、悪玉菌が優位の腸内環境が出来上がり、日々の疲れや、体の冷え、内臓の冷えなども重なり、夏バテが起きてしまいます。
ですが、腸内環境を整えることで夏バテしにくい体をつくることができます。
乳酸菌の塊ともいわれる「鮒寿司」
腸内環境を整えるのにばっちりなので
夏バテにピッタリといわれるのも納得です!
滋養のある鮒寿司!
腸の調子は、お肌にもかかわっていきます!
腸内の善玉菌を増やして、元気に過ごせばお肌の調子もよくなってきます!
私の知り合いのおばあさんは鮒寿司をよく食べているのですが、足腰も元気でお肌もつやつやで何より元気です!
乳酸菌とカルシウム・・・効果絶大です!
匂いに癖がありますが、古来から伝わる日本人ののソウルフード「鮒寿司」
是非一度、お試しください!
正統派鮒寿司!
琵琶湖で獲れたニゴロブナと近江のお米、海の塩だけを使って漬けた
魚友商店の正統派鮒寿司!
チーズみたいと好評です♪